SSブログ

バスツアーで紅葉狩り [梅吉のいない日常]

11月末の平日、
有給休暇のおっととバスツアーに行ってきました。
京都最南端、南山城地域にある岩船寺と浄瑠璃寺、
奈良の石上神宮、談山神社を巡り紅葉を愛でるツアーです。
南山城は我が家からだと公共交通機関では行きづらいので
バスでびゅーんと連れて行ってくれるのは大変ありがたい。
疲れたらバスの中で居眠りもできるし渋滞にハマっても大きく構えていられるのが良しw


最初は岩船寺。
南山城は行政区としては京都なのですが
奈良・平城京とは山を挟んですぐの立地なので南都仏教の影響を強く受けた地域。
東大寺・興福寺との交流も盛んで江戸時代には興福寺一条院の直末寺だったんですって。


静かな境内で秋の風情を楽しみます^^
優美なお姿で知られる岩船寺の普賢菩薩騎象像は辰・巳年生まれの守護本尊。
私はどちらの生まれでもないけれど来年は辰年だから!と意気込んでいたのですが
トーハクで開催された「京都・南山城の仏像展」の展示からまだお戻りではなかったのw
おっとはトーハクで観てきたんだってー@辰年


一足早く(除夜の)鐘もしっかりついて来ました(๑•̀ㅂ•́)و✧


岩船寺近辺の道幅はとっても狭くて対向車とすれ違うにはどちらかが路肩に避けなければ無理。
バス同士だと路肩に避けても無理なのか
路線バスがやってくる時間まで私たちの観光バスはしばし待機です。
観光バス同士だと無線で連絡でも入るようになっているのかな?
待っている間になんと!猿の群れが登場してしばし車内が盛り上がる(≧∇≦)


バスで5分ほど移動して浄瑠璃寺へ。
こちらの本堂には阿弥陀如来中尊像を中央に(他の8体よりも大きめです)
左右隣に4体ずつの阿弥陀如来像があり、9体ずらりと並んだ安置になっています。
そのため本堂は横に長ーい。
9体並べるのは九品往生に繋がるらしい。
こちらのお寺のとっても色っぽい吉祥天立像は何度か展覧会でお目にかかっていますが
本堂に安置されているのは初めてでした^^
阿弥陀如来がずらりと並ぶ中の吉祥天はまさに紅一点!
いつにも増して艶っぽく見えたのでした^^


浄瑠璃寺の伽藍配置は池を挟んで彼岸と此岸に分かれているんですって。
一つ前の写真は此岸から彼岸を模した本堂を眺めているところ。
上の写真は池の真ん中あたりから撮影したところ。


池には船が沈んだ状態で置いてあったのですが
彼岸と此岸を結ぶ渡し船のようでした^^雰囲気あるねぇ♪


お寺には猫がたくさんいてみんなとっても大人しいの。
この子はお手手を指でツンツンしたらお鼻をすりつけてつけてくれました(≧∇≦)


バスに乗って奈良方面へ移動です。
奈良公園ではたくさんの観光客が鹿さんと戯れていましたよー(≧∇≦)


バスツアーのお昼は「ザ・観光施設」ななら和み館で。
団体観光客を受け入れる大きな飲食店って言えばイメージが湧くかしら。
個人で行くときはまず利用しない施設なので初めて入りました。


お食事はすでにセッティングされていてすぐに食べられる状態。
高校の修学旅行などではあまり良い思い出のないお食事形態だったんですが・・・・・
高校時代からすでにウン十年が経ち(笑)時代も変わって
食事が美味しくないとお客さんも呼べないし口コミで不評はすぐに知れ渡るせいか
ひかひかに乾いちゃったものもなく温かい鍋もついてとっても美味しかったです^^
鍋は豚しゃぶでお肉が大和ポークではなかったのが残念だけど
海のない奈良県で食べるかつおのたたきがやたら美味しかった(笑)


施設内には「奈良県のお土産ならここで揃います!」的にたくさんのお土産が並んでました。
気になっていた柿の奈良漬と日本酒のスパークリングをゲットです!
日本酒は年末年始にとっておこう^^
石上神宮と談山神社は次回です。

***

岩船寺の門前の無人販売所で日野菜(滋賀県発祥の伝統野菜。カブの一種)の素朴な漬物を買いました。
右上の方に吊られている一部が紫っぽい色の野菜です。
スーパーで売られている甘めの調味料が入った漬物や梅干しが苦手でねぇ(^▽^;)
地元のおばちゃんたちが塩でシンプルに漬けたものがしみじみ美味しいと思っているのですが
こういう手作りの漬物が買えなくなるかも。→こちら。
影響はいぶりがっこだけじゃない。おばちゃんの手作り漬物ファンとしては寂しいお話です。

*****8年前の梅吉さん*****


(2015年12月28日 撮影)

ぬくいお風呂のフタの上でコロンとする梅吉です^^


nice!(69)  コメント(24) 
共通テーマ:ペット
ブログを作る(無料) powered by SSブログ