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小梅ちゃん、イメチェンして帰ってきました [梅吉]

梅雨時期から始まる梅吉のにじにじ。初観測されたのは2018年でした。
にじにじって?
ここ数年のにじにじをピックアップしてみました^^



2019年のにじにじ。


2020年のにじにじ。

どこが「にじにじ」しているか分かりましたか?(≧∇≦)



梅吉のお鼻のにじにじはある時はかわいい「小梅ちゃん」。



そうして実態は宇宙猫である事が去年の調査で判明しておりますw



その小梅ちゃん、今年もやってきてますよ^^



前髪を「厚めバング」にしてイメチェンしてました(≧艸≦)
最近の宇宙のトレンド?

お鼻に水分が滲むのは目ヤニとセットの場合病気の可能性も考えられるそうですが
梅吉は目ヤニも鼻詰まりもないので涙の成分がお鼻に下がってきてるのでしょう、と
獣医さんの診断であります^^

7歳になって涙の量も安定してきたのかな?
以前のように広く上に「にじにじ」する事はない予感がする2022年の夏。




先週のとある平日、
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました。

フェルメールの絵は一点だけ。
それでも「フェルメールと」と冠することに人気のほど、集客力の凄さが伺えます。
(レンブラントも一点だけ;;もっと見たかったなぁ・・・)


話題作 ヨハネス・フェルメール《窓辺で手紙を読む女》
左が修復前 右が修復後 画像は展覧会の公式HPよりお借りしてます。

今までフェルメール自身が塗りつぶしたとされてきたキューピッド。
画材の調査によってフェルメールの死後に塗られたものだったと発表されたのが2019年。
表面の黄ばんだニスを落としキューピッドを覆う絵の具が剥がされ
修復の済んだ絵が所蔵美術館以外で公開されるのは今回が初めてなんですって。

展覧会に先立って公開されていた修復前後の画像を見て
キューピッドが描かれていると情報量が多くて正直ごちゃついた感じ?
手紙を読む女性の表情に集中できる「塗りつぶし」の方がすっきりして好きだな、
なんて思っていたのですが・・・

会場には修復前の複製画も展示されていて修復後の作品と見比べることが出来ました。
手紙を読む女性の表情は非常に曖昧で喜んでいるのか悲しんでいる様のか正直分かりません。
「塗りつぶし」の絵だと女性の表情だけが手がかりなので手紙がどんな内容なのかもよく分からない。
それはそれでミステリアスで妄想をかき立てられる絵になるのですが・・・

一方、女性の奥にキューピッドが現れると
女性の曖昧な表情が思いがけない男性から手紙をもらって
戸惑いながらも「きゅん」とした瞬間の表情に見えるのであら不思議^^

これは実際に絵を見た時に感じた私の感想です。
それぞれの受け止め方があって当然。
興味のある方はぜひぜひ会場で実物を見てくださいねー。



ヤン・デ・ヘームの「花瓶と果物」(1670ー72年)にも注目してきました。
精巧に書き込まれた植物や果物の絵画は17世紀後半のオランダではとても人気があったそう。
この絵の中心部分に2輪の白ベース、黄ベースのチューリップがそれぞれ描かれているのですが・・・
当時のオランダはチューリップの球根への投機がヒートアップ中。
変わり種のチューリップを精巧に書き込むことは
「何これ?このチューリップ欲しい!」と人々の興味を引き
美術品としての価値のほかに特定のものを宣伝する効果があったそう。
現代の宣伝用のポスターの原型ですね^^

漫画「ベルサイユのばら」に未来のルイ16世との縁談をまとめるために(ライバルは多かった)
マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアが
「フランス中にマリーの愛らしい肖像画をばら撒きなさい!」
と指示する場面があるのですが
このチューリップの話と合わせて当時の絵画=宣伝媒体でもあったことを妙に納得したのでした^^

「ベルばら」の時代考証は素晴らしいのですがこの肖像画のエピソードは本当?
どなたかヨーロッパ史の裏事情(笑)に詳しい方がいらっしゃったら教えてください(≧∇≦)



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    コメント 23

    ChatBleu

    小梅ちゃん♪ 今年もようこそいらっしゃいました。
    梅雨の時期からってことは、暑くなってきて、汗みたいな感じなのかなぁ。
    涙の成分ってことだけど、夏だけ涙が多いというのもよくわからないし。
    by ChatBleu (2022-07-28 06:09) 

    リュカ

    今年の小梅ちゃんはイメチェンしたのね〜!
    宇宙の最先端を行ってるのが小梅ちゃんだとみた。ファッションリーダーね!
    今年12歳になろうとするあおくん、まだニジニジオトコなんですけど(笑)
    甘えモードスイッチが入るとニジニジになるんだよねえ。
    会場で修復後の作品を観ると
    女性が嬉しそうに手紙を読んでる表情に見えて、鑑賞しているこっちまで「きゅん」ってなるよね。
    これは実物を見ないと分からない感じなんじゃないかなって思ったよ。
    もちろん受け止め方はそれぞれだ^^

    当時の絵画=宣伝媒体は、めっちゃ納得!
    ヨーロッパ史の裏事情に詳しい人が現れたら教えてくださいww
    by リュカ (2022-07-28 07:34) 

    marimo

    にじにじ、うちの子たちはにじる子がいなかったけど・・・
    そういえば、リュカさんちのあお君も
    にじにじ現象が起きると言ってましたね。
    年齢とともに落ち着くものなのか( ..)φメモメモ
    小梅ちゃん「厚めバング」(爆
    なるほどね~ 小梅ちゃんも少しずつ大人になってるのかしら。
    フェルメール展♪ 私もこのお花の絵に惹かれたのだ♪はがきも買った。
    広告としての意味合いもあったというのは当時としては
    センセーショナルな事だったでしょうね。
    ”ベルサイユのばら”はあんまりよく知らないけど(;^_^A
    肖像画を描いてもらえる方はめっちゃお金持ちだったんでしょうね。
    by marimo (2022-07-28 08:26) 

    ma2ma2

    梅吉さんの鼻のニジニジは小梅さんになっているのですね。
    フェルメールは結構塗りつぶされたものが多いみたいですね、真珠の耳飾りの少女のバックは黒ではなく青だったらしいですね。
    by ma2ma2 (2022-07-28 08:28) 

    Take-Zee

    こんにちは!
    意味が分かりました~!!!
    とってもかわいいなあ~!

    by Take-Zee (2022-07-28 09:30) 

    Boss365

    こんにちは。
    「にじにじをピックアップ」(爆)違いあり変化・進化してますね。
    2019年は大変分かり易い形状でしたが・・・
    2020年のにじにじは、可愛いイラストチックな「小梅ちゃん」が出現です!!
    2021年おっとさんの写真加工アプリでの「宇宙猫 小梅」ちゃん(爆)思い出しました。
    今年の小梅ちゃん、耳がスコティッシュ風?で前髪を「厚めバング」(爆)ですね。
    想像力豊かな?ちぃさん家族ですが・・・
    引き続き小梅ちゃんの追跡調査、宜しくお願いします。

    フェルメールの作品「一点だけ」は、想像していませんでしたが・・・
    新発見あり目玉になってますね。
    「・・・情報量が多くて正直ごちゃついた感じ?」同感です。
    描いたフェルメールも同じ感覚を持った可能性ありですね。
    小生は絵画として何となく宗教性を排除したかった感覚を持っています。
    ヤン・デ・ヘームの「花瓶と果物」成る程です。
    また「現代の宣伝用のポスターの原型」は興味深いですね!?(=^・ェ・^=)
    by Boss365 (2022-07-28 10:12) 

    も〜

    目やに無いのかぁ。
    うちはしょっちゅう赤茶色がくっついていて
    お!シャッターチャンス!っていう時に
    ああああー↓ってなります。
    フォトショップで消さないといけません(ーー;)

    キューピッドが現れたら、
    ちょっと暮らしぶりが良くなったように見えました。
    うちもキューピッド飾ろうかな^^;

    by も〜 (2022-07-28 11:01) 

    ゆきち

    季節限定登場の小梅さん、こんにちは(#^^#)
    にじにじは年齢と共に変わるものなのですね。
    ウチのは毛柄のせいで目立たないのか、にじにじがあまりよくわからないです^^;
    キューピッド、でかいですよね!
    この子のおかげで手にしているのは恋文だと確定なのか~。
    もう何十年も前ですが現地のアルテマイスター絵画館でこの絵を見た時には、静謐な光の中で女性が何の手紙を呼んでいるかは謎、ということでいろんなストーリーがあったのを思い出しました。
    上塗りが本人の手によらないなら、元の姿に戻って何より。
    どちらが好きかは見る人の好みということですね(#^^#)
    べるばら、親が勝手に売り払っていなければ、実家の押し入れの奥に眠っているはずです^^

    by ゆきち (2022-07-28 13:02) 

    kontenten

    ドレスデン国立古典絵画館と聞くとドイツ連邦共和国立みたいですが
    ホントは、ザクセン州立だそうです(゚ω゚)
    同じく、ドレスデン国立歌劇場も同じく正確には州立だそうです(^^)
     それにしても、フェルメール・・・奥が深いですね。
    後世の人(お弟子さん?)が折角のキューピットを消してしまうなんて・・・
    でも、比較できるのは・・・それはそれで面白いかもしれませんね(^^ゞ
     ベルばら・・・ヅカファンが詳しいかと思います。
    マリー・アントワネットの兄貴(ヨーゼフ2世)は、映画『アマデウス』に
    出ていたので名前だけは知っていましたが・・・^^;Aアセアセ
     さて、小梅ちゃん・・・お洒落になったのですかね(-_-)
    梅吉さんも、小梅ちゃんに注目されて、ちょっとご機嫌斜めですね(><)
    今更乍らですが・・・梅吉さんは、お目々もお鼻もきれいですよね(^o^)
    ミサは、目ヤニばかり着けているので取ってあげたいですが反抗します(w)
    仕方がないので、RAW現像の時にデジタル処理で取っています(T-T)
    by kontenten (2022-07-28 13:44) 

    溺愛猫的女人

    にじにじが安定して良かったですね。宇宙猫さんはM78星雲に帰還されたのかしら?
    >「ベルばら」の時代考証は素晴らしいのですがこの肖像画のエピソードは本当?
    ベルばらは夢中で読んでました。当時にしてはテレジアは女帝と称されながらも子煩悩な母だったようです。私もぜひ真実を知りたいです。
    by 溺愛猫的女人 (2022-07-28 13:46) 

    カトリーヌ

    にじにじにいろんな形があったとは.+゚*。ワォ!!(゚∀゚屮)屮.+゚*。
    小梅ちゃんなるかわいいにじにじも観測されるなんて♡
    今年は前髪厚めバンクなのですねwww
    うちのクーは、にじにじはないですが、目ヤニと鼻◯◯がいつも
    ついています(≡ε≡;A)… 毎日お手入れ必須です^^

    フェルメールって書かれているから、たくさん展示されているのかと
    思いきや、一点とはι(◎д◎υ)ノ ちょっと騙された感が...
    確かにキューピッドさんはないほうがスッキリしますね。
    先日愛媛に行ってきたのですが、そこでもセザンヌがあるってことだった
    のでいそいそ行ったら、たった一点でしかもこれセザンヌ?って絵でした。
    ま、チケット代330円なのでそんなものでしょーか( ̄▽ ̄;)アハハ…
    by カトリーヌ (2022-07-28 15:02) 

    英ちゃん

    チャンチャカチャンチャンチャチャンチャン小梅太夫現る?(;^ω^)違うかっ

    by 英ちゃん (2022-07-28 15:54) 

    kiki

    梅吉さんの小梅さん、
    お久しぶりというところです(笑)
    夏という時期に梅吉さんの身体は乾燥していなくて良い感じというところでしょうね。

    とうとう高齢者の外出自粛が決まっているようです。
    動けない人の多い高齢者施設でクラスターが急増しているということは、
    高齢者だけの行動制限は意味があるのかなって思ってます。
    経済活動や社会活動を考えた時、国力の違いを感じます。
    そのうち日本が消滅しないでしょうか?
    by kiki (2022-07-28 15:59) 

    kou

    今年の小梅ちゃんはふっくらしてますね(=^・^=)
    うちの子も見てみましたが、にじにじでした。でも何も模様は無くドピンクなのでした!
    by kou (2022-07-28 16:44) 

    ごま大福@まろ

    色んな症状があるんですね。
    心配がなさそうで何よりです。

    by ごま大福@まろ (2022-07-28 18:52) 

    yes_hama

    小梅ちゃん、年とともに変化しているのですね!
    少しづつ控えめになってきたのかな?
    目やにが出ないとの事。羨ましいですー。^^;
    by yes_hama (2022-07-28 21:15) 

    sana

    梅吉さんのにじにじ、可愛い~^^
    お耳が大きいのね~小梅ちゃんは。
    前髪が厚い宇宙人に! おもしろい…
    フェルメールは大好きなので以前何度か行きましたが、来るのは大抵1点ですよね。寡作な画家だし、大人気ですからね。
    問題の絵は最初は本人が塗りつぶしたのだとばかり思いました。後ろの大きなキューピッドはちょっとうるさいというか… こうして見ると、復元されたものは色鮮やかで、女性の描き方は鮮明で明るく、バックの絵はかなり違いますから、そこまでウルサクない… なるほど、って感じです。
    ある意味わかりやすいキューピッドというのは、買い手の好みに合わせたのかもしれない気はします。
    こだわりが強く寡作なフェルメールは結構売るのに苦労してたんで~買い手を接待したりしてるんですよ^^;
    マリア・テレジアは16人の子供のほとんどをブルボン王家と縁付けてます。
    ツヴァイクの「マリー・アントアネット」を池田理代子さんは参考にしてるので、たぶん載ってるのかな… 本持ってるんですが、どこにあるのか発見できませんでした^^;
    マリー・アントワネットが生まれて間もなくポンパドゥール夫人への働きかけにより縁談は内定したそうですが、その後マリア・テレジアの粘り強い工作により実現したと関連本(「ヒロインの世紀10」)にありました。
    肖像画を送るのはお見合いみたいなもので昔から定番のようです。
    古代中国のドラマでもありましたが、「そんなんで区別付くのか?!」っていう癖の強い絵でした^^;
    ヘンリー8世は肖像画と違い過ぎる王妃とすぐ離婚してるし^m^
    by sana (2022-07-28 21:20) 

    藤並 香衣

    小梅ちゃん、今年も登場ですね♪
    ちょっとイメチェンしたんだ~
    らいむはにじにじがよくわからなかったので
    またしっかり観察してみたいと思います
    by 藤並 香衣 (2022-07-28 21:30) 

    zombiekong

    私はにじにじする子を実際に見た事がないので梅吉さんとあおくんにはちょっとビックリでした。
    でも小梅ちゃんと説明されるともう小梅ちゃんにしか見えなくなる〜(^.^)
    by zombiekong (2022-07-29 00:24) 

    yamatonosuke

    「にじにじ」の出現かわいいですが、
    ここにきて安定してきたようでなにより(^^♪
    落ち着いた大人の漢になってきたということですね。
    どことなくいつもより男前に見えますよ~
    フェルメール《窓辺で手紙を読む女》は私でも知ってますが、
    キューピットがいたなんて知りませんでした(≧◇≦)
    ラブレターだったと推測するアラフィフでございます(笑)
    ヨーロッパ史だけでなく裏事情と聞くとワクワクします♪
    by yamatonosuke (2022-07-29 01:07) 

    Inatimy

    厚めバング・・・すっかり流行りについていけず、検索しましたよ^^;。なるほど。にじにじ、分かります、我が家の猫もにじにじしてましたから。でも顔にはならなかったな・・・普通のピンク色のまま・・・・。2019年の小梅ちゃん、耳が長い♪
    ヤン・デ・ヘームの「花瓶と果物」、こういう静物画って、見応えありますよね。細かいところまで楽しめて。滴がついていたり、意外なところに小さな虫がいたり。オランダの冬って暗くて長いから、こんな花が部屋にあったら気分が晴れやかになっただろうな・・・。

    by Inatimy (2022-07-29 17:15) 

    kuwachan

    「にじにじ」梅雨時期になると出現するとはなるほど~です。
    毎年姿形を変えるのが面白いです。小梅ちゃん、可愛らしい♡

    「フェルメール」今、そちらに行っているのですね。
    キュービッドが有る無しで絵の印象がずいぶんと変わりますよね。
    ヤン・デ・ヘームの「花瓶と果物」、私も気になった絵でした。
    広告効果があったとは!
    by kuwachan (2022-07-30 06:27) 

    ふにゃいの

    顔文字みたいなニジニジかわいいな。
    ブログ(うちの子記念)7年目
    おめでとうございます。
    by ふにゃいの (2022-07-31 17:51) 

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